こんな場面、ありませんか?
話をしていても曜日や日にちが出てこない、何度も同じ事を聞いてくる、部屋がゴミだらけになっている、など、以前と比べてご家族に「何かがおかしい・ちょっと違う」と感じる事はありませんか?
そこには重要なサインが隠れている可能性があります。
認知症で見られる主な症状は
1.もの忘れの症状 同じ事を何度も言ったり聞いたりする。いつも探し物をしている。 2.判断力の低下 料理、片づけのミスが多くなった。 話やテレビの内容が理解出来なくなった。 3.意欲の低下 趣味や、好きだったテレビに興味を示さなくなった。 身だしなみに気を使わなくなった。 4.時間、場所が分からない 約束の日時を間違える。慣れている場所でも道に迷うことがある。 5.人格の変化 些細な事で怒りっぽくなった。自分の失敗を人のせいにする。 「この頃様子がおかしい」と周囲から言われる事がある。 6.不安感が強い 一人になるのを怖がる事がある。 |
もし、このような症状がみられたら、それは認知症の症状かも知れません。
認知症は早期に発見し、少しでも早く治療を開始する事で、進行を遅らせたり、原因となっている病気を治療することで、中には劇的に症状が改善する場合もあります。
また、健常な状態からアルツハイマー型の認知症になる初期段階の、まだ日常生活に支障のない軽度認知症(MCI)の段階で発見する事ができれば、認知症の発症を防いだり、進行を遅らせることが可能になってきています。
健常な方に対し将来のMCIのリスクを調べる検査もあります。
もの忘れ診療を行っています
当院では2019年4月より、もの忘れ診療をスタートしました。認知症に対する専門の知識を持ち、地域の中で必要な医療や介護に繋げることができるよう、案内役やパイプ役となる役割を持った「認知症サポート医」が、認知症の診断や治療及び、本人、ご家族に必要なアドバイスを行います。
受診の予約について
診察ではご本人、ご家族から時間をかけて詳しくお話を伺い、検査をする必要があるため、下記診療時間内に1名、予約での診察とさせて頂きます。
まずはご相談下さい
「もしかしたら認知症の症状ではないか?」
「気になる症状はあるが、受診をさせた方が良いか、判断ができない」
そんな時には、まずはお電話でご相談下さい。外来の看護師がお話を伺い、受診に必要な案内や、ご希望により受診の予約をさせて頂きます。
電話は055-276-1155まで
「もの忘れ診療の相談(予約)」であることをお伝え下さい。
当院の「もの忘れ診療」について
診療時間 | 毎週木曜日 午前8時半〜9時 |
担当医師 | 曽根順子(認知症サポート医) |
初回診察内容 | 問診・長谷川式認知症簡易知能評価スケール・採血・診察 診察結果によっては、より専門的な対応が可能な認知症疾患医療センターを紹介させて頂きます。 |
予約・ご相談 | お電話にて賜ります。 055-276-1155 |