運動機能の低下した状態に対して、運動療法を用いて、筋力・関節可動域・協調性といった身体機能の改善を図り、基本的動作（寝返る・起き上がる・座る・立ち上がる・歩くなど）の指導を行い、出来るだけ自立した社会生活を送っていただけるようサポートします。

在宅復帰に向けた指導として、段差昇降・トイレ動作・入浴など、日常生活に必要である動作を改善するために、実際の環境を想定しながら訓練を行っています。

心肺機能の向上や筋力強化を目的とした、高齢者にも利用できる各種のマシンを使ったプログラムも積極的に取り入れています。

作業療法では、心と体の健康を取り戻し、自分らしい生活を送れるよう援助していきます。

アットホームな雰囲気の中、物づくりや趣味活動・馴染みのある動作を通じ、笑顔や意欲を引き出します。

言語聴覚療法では脳卒中などが原因で言葉がでにくい、物忘れが多い、呂律がまわりにくい等の障害を持ちコミュニケーションが不自由となった患者様に対し「聴く・話す・読む・書く」などの機能の獲得や維持・向上を図っています。

言葉の訓練のみではなく、食物が食べにくくなった患者様に対し、口のケアや顔面、唇、舌、頬の働きを高める訓練も行います。