当院では全てのお薬が「院外処方」となっています。

 

院外処方Q＆A

 

　院外処方とは何でしょうか？

医療機関でお薬をお渡しする代わりに院外処方せんを発行し、地域の保険薬局の薬剤師が処方内容、薬の飲み合わせ等を再確認し、お薬を調剤しお渡する仕組みです。

どのようなメリットがあるのでしょうか？

患者さんが自由に薬局を選択出来るので、かかりつけの薬局、薬剤師を持つことが出来ます。
複数の医療機関にかかっている方でも、同じ薬局で薬を処方してもらう事が出来、安全性を高める事が出来ます。
また、薬局に行く前に処方せんをFAXしておく方法では、少ない待ち時間でお薬を受け取ることが出来ます。

デメリットはないのですか？

院外の保険薬局に行かないとお薬がもらえないため、二度手間になってしまいます。
また、保険薬局で行う薬歴の記録や服薬指導を行うために、患者さんが負担する金額が高くなることがあります。

どこへ行けば薬を調剤してもらえるのですか？

患者さまは自由に保険薬局を選ぶことが出来ます。　「処方せん受付」や「保険調剤」、「保険薬局」等の表示がある薬局ならば、日本全国どこの薬局へ処方せんを持って行っても調剤してもらうことができます。

複数の医療機関にかかっているのですが？

薬局では、個人個人について薬歴簿（服用した全てのお薬の記録簿）を作成し、複数の病院から同じような薬が処方されていないか、医療機関から もらったお薬や市販のお薬との飲み合わせによる副作用の問題はないかなど、安全性のチェック を行います。このため、どの医療機関で処方せんをもらった場合でも、必ずそこにもっていく「かかりつけ薬局」を決めておくと、安心してお薬を処方してもらうことが出来ます。

支払いはどうなるのですか？

病院では診察料、検査料、処方せん料等の保険負担分をお支払いいただき、保険薬局では薬代、調剤料、薬の管理指導料等の保険負担分をお支払いいただく事になります。

本人以外でも薬を受け取ることができますか？

処方せんがあれば、ご本人でなくてもかまいません。患者さまは、ご自宅でお休みになり、ご家族が処方せんをお持ちになっても調剤してもらえます。

院外処方せんに有効期限はありますか？

院外処方せんの有効期間は発行した日を含めて４日間です。有効期限が切れた処方せんではお薬の調剤は出来ません。また、日数には日曜、祭日も含みますのでご注意下さい。